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【PDF】添付文書 使用上の注意 【基本的事項】 1. 守らなければならないこと (一般的注意) ・本剤は獣医師の指導の下で使用すること。 ・本剤は効能・効果において定められた目的にのみ使用すること。 ・本剤は定められた用法・用量を厳守すること。 ・猫以外の動物には使用しないこと。特にウサギには使用しないこと。 (使用者に対する注意) ・内容液を直接手で触らないこと。 ・本剤投与後、完全に乾くまで(通常4時間程度)は投与部位に直接触れないこと。また、投与したことを知らない人も触れないように注意すること。特に、小児がいる多頭飼いの家庭で複数の猫に同時に本剤を投与する場合は、投与した猫と小児との接触を避けること。 ・喫煙や飲食をしながら投与しないこと。 (猫に関する注意) ・本剤使用後2日間は、水浴あるいはシャンプーを控えることが望ましい。 ・衰弱、高齢、妊娠中あるいは授乳中の猫に対して使用する場合には獣医師に相談すること。 ・本剤は外用以外に使用しないこと。 ・本剤は1回投与すると通常ノミに対し1~1.5カ月間、マダニに対し約3週間新規の寄生を防御することができる。更に本剤は、ノミの全ての発育ステージ (卵、幼虫、蛹) を最大6週間阻害する作用を有する。次回の投与は、これらの寄生虫を防御する期間を考慮して行うこと。 ・本剤の先発製剤の安全性試験は4週間以内の投与間隔で実施していないことから、本剤の最短投与期間は4週間とすること。 (取扱い及び廃棄のための注意) ・本剤の外観又は内容物に異常が認められた場合は使用しないこと。 ・本剤は有効期間を設定してある動物用医薬品なので使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。 ・小児の手の届かないところに保管すること。 ・本剤の保管は直射日光を避け、なるべく湿気の少ない涼しいところに保管すること。 ・本剤のボトル型については、使用後に専用のノズルキャップを装着して保管し、開封後は3カ月以内に使い切ること。 ・使用済みの容器は、地方公共団体条例等に従い処分すること。 ・本剤を廃棄する際は、環境や水系を汚染しないように注意し、地方公共団体条例等に従い処分すること。 2. 使用に際して気を付けること (使用者に対する注意) ・もし、誤って眼に入った場合は直ちに流水中で洗い流すこと。刺激が続くような場合は、眼科医の診察を受けること。 ・誤って薬剤を飲み込んだ場合は、直ちに医師の診察を受けること。 ・内容液が皮膚に付着した場合は、まれに一過性の皮膚反応が起こることがあるので、使用後は石けんで、手をよく洗うこと。 (猫に関する注意) ・副作用が認められた場合には、速やかに獣医師の診察を受けること。 ・もし、動物が舐めた場合、溶媒の性状のため一過性の流涎が観察されることがある。そのため、滴下部位を他の動物が舐めないように注意すること。 ・まれに、他の外用殺虫剤と同様に本剤の使用後、個体差による一過性の過敏症 (投与部位の刺激によるそう痒、発赤、脱毛) が起こることがある。もし、症状が持続または悪化する場合は、直ちに獣医師に相談すること。 ・万が一、皮膚に異常を来した場合は、直ぐに水洗して薬液を洗い流すこと。 (取扱い上の注意) ・本剤のボトル型はポンプを1回押すごとに規定量が吐出されるように設計されているが、ポンプを装着した後、最初の5回分の液には空気等が入る可能性があるため捨てること。また、長期間使用しない場合も同様に操作すること。 【専門的事項】 ①その他の注意 ・本剤は、猫に寄生したノミ及びマダニを駆除する動物用医薬品であり、これらの寄生虫が媒介する疾病の伝播を阻止できるかについての検討は行っていない。 貯蔵方法 室温保存 薬局の管理および運営に関する事項はこちらからご確認ください。
ノミ、マダニ及びハジラミの駆除にノミ卵の羽化阻害及びノミの変態阻害によるノミの寄生予防に本剤1mL中にフィプロニル100.0mg、および(s)-メトプレン 120.0mgを含有8週齢以上の犬の肩甲骨間背部の被毛を分け、皮膚上の1部位に直接ピペット全量を滴下する。使いやすさと便利さにこだわった国産スポット剤